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13 2018

【企業】パイオニア、決算で「継続に疑義」注記の件

■パイオニア、決算で「継続に疑義」注記 取引行から借り換え合意得られず
(SankeiBiz 2018.8.7 05:00)

https://www.sankeibiz.jp/business/news/180807/bsb1808070500001-n1.htm


「シャープ」の倒産危機時に貸借対照表で見るポイント一つ教えてもらったんですけど、
ちょっとその観点で見てましょう。

blog20180711_001_201808071147571dd.jpg
http://jpn.pioneer/ja/corp/news/press/2018/pdf/0806-1.pdf

短期借入金と長期借入金がポイントになるそうです。

長期借入金はお金を借りているという以上に金融機関との結びつきを表すもののようで、
外資による企業買収時に金融機関(メガバンク)が守ってくれるという側面もあるそうな。

短期借入金は極端にいえば一般人にとっての消費者金融的な位置づけ、企業運営に必要な
資金を調達しているというもの。


H28年度末とH29年度末決算を比べると、
一年以内返済予定の長期借入金が減っているモノの、短期借入金がガッツリ増えています。

長期借入金は大幅に減っています。
銀行は短期借入金の提供は認めても長期借入金の提供は認めなかったと言うこと。
銀行からみたパイオニアの信用力は一般の我々の知らないところで随分低下していたようです。

いずれにしても銀行がパイオニアという企業に対して見切りを付けていると言うことが実は
今回の記事が発表されるよりも前に分かっていたという事ですね。

このままいくとどうなるんでしょうか。

資金繰りに困ったパイオニアが主力事業のカーナビやAV機器を身売りするといった展開も
あり得ない話ではなさそう。

シャープ、東芝に続き日本の老舗企業が中国企業に買収されてしまうと言う可能性を思うと
切ない気持ちになりますね。

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